女優の竹下景子(71)が11日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月〜金曜後1・00)にゲスト出演。昨年10月17日に虚血性心疾患のため76歳で亡くなった俳優の西田敏行さんとの思い出を語った。 竹下は西田さんとはNHKラジオ第1「新日曜名作座」で2008年から共演していた。 司会の黒柳徹子が「いい方でしたからね。優しい」と話せば、竹下は「そうなんですよ。本当に優しくて」としみじみ。 竹下が西田さんと初めて会ったのは「大学2年生ぐらい。それこそ50年くらい前の話で」とNHKの連続ドラマで共演したという。「西田さんも新進気鋭の若手俳優さんで、でもお茶目でね、楽屋でよくプレスリーの歌を歌ってくださって」と懐かしんだ。 他界後、昨年のNHK紅白歌合戦では西田さんの追悼企画が行われ、竹下は歌手の松崎しげる、俳優の武田鉄矢、田中健と共に出演。「西田さんが初めて出られた、『もしもピアノが弾けたなら』の時の映像を拝見したら、こんな襟の高いマントみたいなね、すっごく派手なお衣装」だったと振り返った。 その際竹下は「えーっ、なんでこの歌でこのお衣装なの」と思ったというが「ご一緒した松崎さんとか、武田鉄矢さんとか、健さんがおっしゃるには、とにかくプレスリーが好きだったから。よく歌っていたし、“これはプレスリーなんだよ”って。なるほどね。そこまで西田さんプレスリーが好きだったんだ、やっぱりそれが西田さんだと思って凄く納得しました、その時に」と回顧した。